着実に進むフランスの将棋普及(49号、2010年2月20日発行)
先進国は発展途上国や中進国に比べて将棋を広めていくのがなんとなく難しいと思われている節があるようですが、フランスは例外ということになってしまうのでしょうか。他の先進国もフランスと同様に将棋を広めていける余地があるのではないか、という問題意識をもって、フランスでなぜ確実に将棋が広まりつつあ るのか考察をしてみたいと思います。(寺尾学)
先進国は発展途上国や中進国に比べて将棋を広めていくのがなんとなく難しいと思われている節があるようですが、フランスは例外ということになってしまうのでしょうか。他の先進国もフランスと同様に将棋を広めていける余地があるのではないか、という問題意識をもって、フランスでなぜ確実に将棋が広まりつつあ るのか考察をしてみたいと思います。(寺尾学)
フランスで確かな普及の手応え
女流棋士二人が同行
昨年からカンヌのゲ−ムの祭典で将棋が取り上げられることとなり、ISPSも参加したわけですが、参加者の多いこと、【昨年度約10万人】祭典への参加者が年々ふえていること、かつ参加者のゲ−ムにたいする関心がおしなべて高いことなどから、将棋の普及には格好の場所であるとの印象を持ちました。またフランス将棋連盟が大同団結して,旧アルサスのオズモンドさんやパリのシェイモ−ルさんたちが力をあわせてこの祭典に取り組んでいますので、なんとか応援してあげたいというのが我々の気持ちでした。(宇都宮靖彦)
英語以外ができる方との協力が不可欠(本誌編集部)
将棋を世界に広める会の活動を行う上で、「将棋の知識があって、通訳ができる人」の協力を仰げることは大変重要である。どんなに外国語ができる人でも、将棋の知識がなければ、将棋のイベントなどで細かなルールや、手筋などを説明するときに相手に伝わらないことがある。特に英語以外の言語で適役な人はなかなか見つけられるものではない。その意味で、当会は今まで多くの素晴らしい通訳ができる人にめぐり会ってきた。中国語では上海の許先生、会員の中本洋さんと小針俊郎さん、ロシア語では、サンクトペテルブルグのダニール・クリンさん、モスクワのシネル二コフさん、フランス語では当会理事で日本在住のジャック・ピノー。ドイツ語では、ミュンヘンのマーク・マリアンさん、などあげていけばキリがない。
*第10回日中友好子供将棋大会はNHKのニュースに
当会からも棋書を賞品として提供した第10回日中友好子供将棋大会の模様が12/9にNHKの午後6時と7時のニュースで伝えられた。主催は北京日本人会。同会の文化委員会の藤田氏は、国際交流基金北京日本文化センターの所長でもある。
ゲームの祭典へ将棋が初めて加わったと言うことで、「将棋を世界に広める会」では05年の2月に二人の会員をカンヌへ派遣しました。現地ではフランス将棋連盟の方々が一生懸命に将棋の普及に努力をしています。チェス,碁、オセロ、トランプ等々ゲーム好きの人々が大勢集るこのゲームの祭典は、フランスで将棋を普及する絶好の場所です。(眞田 尚裕)
元気なフランス、JAPAN EXPO でも将棋の展示
第22回のヨーロッパ選手権が、7月の6日から9日まで、フランスのアルザス地方のコルマーで行われた。今回、当会からは誰も参加はしなかったが、英語の将棋の本の”The Art of Shogi”を5冊、詰将棋などの小冊子を数冊、および、高級将棋駒((株)御蔵提供。ありがとうございます)を賞品として郵送して援助をした。(本誌編集部)
将棋の宣伝に適したイベント
昨年のISPSの理事会でジャック・ピノ−氏から、南仏カンヌの町で開催される「ゲ−ムの祭典」に参加するかどうかの打診がありました。
カンヌは、ご承知のとおり、映画祭で有名なコ−トダジュ−ル(紺碧海岸)の保養地で,客寄せために種々のイヴェントを行っていますが、いずれもプレステイジの高いものばかりと聞いています。
「ゲ−ムの祭典」には従来よりチェスや囲碁のほか麻雀、バックギャモン、ブリッジ、ポ−カ−、オセロ、ビリヤ−ドなど多くのゲ−ムが含まれており、前回の例では、約7万人の参加者、観衆が訪れたということです。(宇都宮靖彦)
平成18年度の2つの計画
(1) 「カンヌのゲーム祭典へ理事を派遣」
フランスのカンヌで行われるゲームの祭典に今年から将棋が加わります。フランス将棋協会のエリック・シェイモルさんが中心となって準備が進んでいます。
フランス、エリック・シェイモルさん
今年は、残念ながらミュンヘンで行われるヨーロッパ選手権には出場できません。子供ができて忙しくなったのもありますが、最近は、自由に使える時間の大半を、Mac のプログラマーとして、MacShogi という将棋のアプリケーションを開発するのに当てています。
10月20日、国際将棋フォーラムの翌日です。
詰将棋とチェスプロブレムで高名な、京都大学教授若島正氏が会長を務める、チェス将棋交流協会による公開対局がNECの後援で行なわれました。フォーラムに出席していた各国の選手もこの日は見学に訪れる予定です。(轟聰)
6月24日、パリの日本大使館内にある文化会館で、日仏友好のための将棋対局が行われ、それを拝見することができたのでご紹介させていただきます。
昨年から家内と、私の2000年定年退職を機に、フランスとイギリスを旅行したいと話してきた。家内は若いころフランスに音楽留学したときお世話になった人の家族に会い、亡くなった人の墓参りもしたいという。また、日本へ最初にフランス歌曲を紹介された恩師古沢淑子先生が、スイス国境近くの村にご高齢で住んでおられるのでどうしても会っておきたいし、イギリスでは、ダンスの世界選手権大会も観戦したいという。
ともかく日程の忙しい旅になりそうであったが、ガイド役の私にもひそかな楽しみがあった。
昨年10月の上海旅行で同行された鈴木さんと湯川さんから、フランスの将棋愛好家エリック・シェモル氏のことを聞いていたので、昨年暮れ、エリックに手紙を書いて5月にパリの将棋クラブを訪ねたい意向を伝えた。(稲垣巌)
私はエスぺランチストなので、毎夏世界のどこかの都市で一週間にわたって開催される世界エスペラント大会に、仕事に支障のない限り参加することにしている。 この機会を利用してもう一つの趣味である将棋を現地の強豪連と指すことを無上の楽しみにしている。(上田友彦)
1995年に初めてフランスへ渡ったのは、チェスの国際大会に出るためだった。この大会はフランスを初め、近隣諸国の人が300人ほ ど参加するオープン戦で、家族的な温かさで人気がある。大会は1日1局で、時間が十分あり、合間には将棋の指導を行なった。(湯川博士)
ジョン・ホール先生
最近、海外での将棋の普及は目覚しい。5、6年前より竜王戦の初戦が必ず海外で行われていることが、将棋の普及に大変役立っていることは間違いない。フランスでも10年以上前から将棋クラブが結成され、すでにフランス語の機関紙が発行されている。(鈴木 良尚)
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